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- 作者: 伏見つかさ,かんざきひろ
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/08/10
- メディア: 文庫
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一見、世間的な思春期の妹をもつ兄の苦労と苦悩をラノベ的リアルで描いてる様に読めるが、実際に妹をもった経験のある人が読むと有りえると、有り得ないの落差を大きく感じる。上手くまとめられないので箇条書きにしてみる
1、女子中学生14歳はポルノを理解出来ない、そしてポルノをほぼ100%否定するだろう
2、ストーリーで楽しませる事が主題のエロゲなら女子中学生も嵌るかも知れない、しかしタイトルに妹が入っているエロゲでストーリーが主なのはどの位あるのだろう?
3、主人公とその幼馴染は実質的に彼氏彼女の関係なのだが(性的行為や衝動がなくても明らかに交際している)その関係にさえ妹は性的嫌悪感を示している、しかし複数ヒロインいるエロゲ(おそらくご都合的なルートもあるだろう)には寛容。普通に考えて逆。
4、乃木坂春香はエロゲをやらない
なんというか一冊のラノベとしては面白いが、色々と疑問を感じてしまう。18禁ゲームを14歳がプレイしちゃダメだろうとか(逆にラノベを18歳以上が読んではダメなのではないか?という疑問も生まれたが…)そもそも兄したって彼女持ちの上に結構優秀、だが妹が読めば読むほど完璧超人。設定のバランスが俺としては変な作品。