読むのが苦痛だった作品、どうしてそう感じたのかを考えてみようと思う。まずストーリーなんだけど、主人公の日々書いていた妄想ノートが現実化して主人公の理想の美少女が現れるんだけど、妄想ノートに書いていたその少女の設定が足りなくて、その少女は何か行動とか言語のおかしいポンコツだった…。*1で、主人公は妄想ノートの設定をいじったり書き足したりして彼女を本当の理想の恋人にすべく奮闘する。結構斬新なストーリーかな?
で、この作品を何より特徴付けているのが、ハイテンションかつ不条理なギャグ。このギャグに嵌るかどうかが、この作品に対する評価を左右すると思うんだが、さらなる試練はこの作品が長い事。ギャグが合わないくらい我慢して読み流しとけば良いんだよと思って読んでいると、長い、長い…半分位読んだところで苦痛を感じる、辛い。
冒頭の主人公の兄貴とか、後半の盛り上がりとか面白い所もあるんだが、中身が辛い。宮野とか現実会の話も何かイマイチ、その間延々と続くギャグが苦行に感じる、しかも読んでて先は長い…。
ホント、なんでこんなに長いんだろう?「東京皇帝」とか「これはゾンビですか?」のような人気作だってこんなに長かったら辛かろうに…意図がワカラン

*1:今考えるとこの時点で少々の危険性を孕んでいるような気もする…その脳とか障害とか的な…。