シリーズは終わったが、ゴミ箱が負けた訳ではない!
- 作者: 岩波零,異識
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2010/08/21
- メディア: 文庫
- クリック: 16回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
えと、俺個人の考えなのですが、ダブルヒロイン等、複数のヒロインとの逢瀬、恋愛で読者を引っ張るような作風なら、ラストは対象を1人に絞り、作家が書いたその恋愛劇に決着をつけるべきだと思ってます、散々読者をやきもきさせた挙げ句に結局ハーレムエンド、それはもう詐欺に近いのではないか?と思うのですよ
ゴミ箱の作者は2巻の辺りから、どうもハーレムを書くことに一種の照れのようなものがあったと感じます。「本当本当うるさいなお前は!!」萌える太に告白した彩音が、萌える太の気の多さに切れたときのセリフです。このセリフを読んだときから、この作家は多分キッチリ形を付けてくれるのだと信じてました。
次の作品も楽しみです、ありがとうございました。