楽しみにしていた新刊が期待外れでがっかりした時などもうたまらない

…「世界平和は一家団欒のあとに」四巻にて失速す。長女である彩美がメインの話。物語は彩美が小さくなった現代編と高校時代の過去編が繰り返されるミステリな構成。まぁ普通に読めば普通には面白いのかも知れないが、ファンである俺にとっては激しく不満。まず現代編、過去編でも「軋奈」が全く取り上げられて無いのは甚だ不快、つーかあり得ない。ある程度まで読むとオチがそれなりに解かってしまう、しかもその読みが当ってしまう。力のインフレを防ぐ目的があったとしても主人公は弱くなり過ぎてる。視点が変になってる場面がある。そして、そして、またしてもパンチラがない!まぁパンチラは冗談にしても、なんつーか、別巻で前後編に分けてもっと彩姉の人物描写を増やすとか、事件を家族がどう感じているかとか家族自体の心理描写をもっと書くとかしてくれたたらなあ。なんか余計なお世話なんだろうが、この先新刊が出るのか?と心配してしまう。