幸せな人の悪意によって不幸になるやるせなさ

何回かした入院の中で、中々病気が治らず気ばかりが焦って、遂には神に救いを求めようとキリスト教の教会の扉を叩こうとした事があった。いや、神に病気を治してもらおうとか現世利益を求めた訳ではなく、焦る心の平穏を願ってのものだったのだが、その時は教会の前まで行ったんだが、扉を叩く前に何か怖くなって結局やめた。まぁね、神とかそういうものの存在を100%信じないほど思い上がっている訳でもないが、普段は宗教をかなり胡散臭く思っているのには自信があった。そんな俺でも追い込まれれば藁をも掴むっていうか、掴みたくなったというか、つくづく人の心ってのは変化しやすいと言うか、弱いというか、そんな感じ。

お嬢サイド(ラ板、鈴木大輔スレ住人)(絵師)(ついでに俺)VSピンクサイド(編集)(編集部)(ドラゴンマガジン読者の一部?)の対立が熱い!ピンクの正ヒロイン固定を目論む編集サイドによって、お嬢メインの表紙を描き続ける絵師の交代をも一時は危ぶまれた。また、編集のピンク押すべしとの圧力によって本来お嬢に傾きながら、あえて中立の立場にいる作者は第三のヒロインと新たなる設定を追加する。しかし、お嬢を正ヒロインで書きたいとする作者の念は意外と強く、あとがきにてお嬢サイド読者の一斉蜂起をうったえる。しかと見よ237頁!闘争だ戦争だ・・・と、いうのは俺の妄想。女の子がレシプロ戦闘機になって、空中戦を繰り広げる話。なんかメディアミックスらしい。なんか、戦え軍人くんを思い出すくらいならまだ良いのですが、メイブちゃんまで思い出してしまって少し憂鬱…。しかし作者は現在萌えを書かせたら右に出るものはそうはいないヤマグチノボル!今回もきっちりやってくれています。うん、面白い、もうネタなんて読んでる途中で八割方解かるんだがそんな事関係無しに楽しませてくれます。今回も面白いのですが、今までと比べると少し大人しめな様な、その分ラスト僅か8ページしかないプロローグがぶっ飛んでいるんですが…。次巻からどうなっちゃうんでしょう?わくわくと言うか何ていうか。あと、冒頭の細かくて長い年表、今まで読むのがメンドイので無視していたんですが、どうも読まなくちゃ行けない様な…。