東京皇帝☆北条恋歌1 (角川スニーカー文庫)

東京皇帝☆北条恋歌1 (角川スニーカー文庫)

竹井10日がポケロリ後、初のオリジナル小説。ポケロリの支持者としては語らなければ成るまい。
まぁ一言で言えば、東京皇帝一巻は史上最もぬるい都市独立モノのガンパレモノである!東京皇帝の名のとおり近未来で東京が日本国から独立した世界、でさらに怪蟲(ウエポン)という名の謎の人類の敵が地球の居住可能地域の実に80パーセントにはびこっている…(80%?)というスゲェ死にそうな世界。そんな背景を持ってはいますが内容はほぼ100パーセントのラブコメです、軍政、学徒動員当たり前、それがどうした?ラブコメ書くぞ!かっけー竹井10日かっけー!
さらに主人公は最初から彼女というか、婚約者がいます、お話の大半はその婚約者がやきもきする話です。主人公と婚約者のラブラブぶりをニヤニヤと楽しむのは良いんですが、よく考えるとこの先は寝取るとか寝取られるとかの選択肢しかないような気もします、作者流行を読んでいるのかどうか解りませんが、余り鬼畜な展開は勘弁して欲しいです。
あと、ポケロリとリンクしているようです、作中で瞳亜と雛祭が会話しているシーンがあります、これを名前と性格だけのスターシステム的な物か、平行世界的な物か、確実な惑星レモネードとのリンクか?と推定すると「故郷の星」というセリフと「かつての面差しはあるが、2人とも17、18の少女の顔をしていた」という地の文があるので、現在の時点ではポケロリとのリンクが有ると確実に思ってよいと思う。
ククク、クックク…始まったな!