検索とか色々あるし、そろそろ「入院した、本でも読むか」のタイトルを変えたほうが良いのかなぁ?と弱気になってきた。たれか良いヒントがあればコメントしてくれないか。


けんぷファー〈3〉 (MF文庫J)

けんぷファー〈3〉 (MF文庫J)

富士見の他のレーベルに作者が売り込みを駆けるなかで、最も力の抜けている感の有る作品。しかし作者がどこまで本気?と思わせられる中で小説自体は意外を通り越して結構面白い。この作品の面白さは、TSモノ自体ではなく、ヒロイン美嶋紅音のBバージョンであると思う。トリガーハッピーで口が悪い美嶋Bの描写は爽快感がある、キャラ小説において主砲にあたるキャラさえ造ってしまえば、ストーリーは経験次第であろう、実績のある作家だけに今後も要楽しみである。

神様のおきにいり〈4〉ねこまたの巻 (MF文庫J)

神様のおきにいり〈4〉ねこまたの巻 (MF文庫J)

レーベルの雰囲気でみるなら、ファミ通フルコンタクト空手、MFJが空手という個人的なイメージがある。江戸柳生と尾張柳生、または活人剣と殺人剣といった、どちらの流儀が強いといった話ではなく、規制を含めたレーベルの方向性の話で、「神きに」はそういう流派でみた場合、達人クラスの面白さがある。MFJの編集方針が強く伝わってくる内容で、しかも面白い。